作品の言語化、(オマージュ: 劇団イヌカレー)

自分の作品を一度言語化してみることは、自分の作風を確立することにつながる。

 

みたいな言葉が、ゼミ中に聞こえてきました。

たしかに、この言葉は的を得ていると思う経験はあります。

作品のキャプションやコンペの解説文、論文のIntroを書いていくにつれて自分の作風ややりたいことが明確になっていきましたし、それによって生まれた考えは新しいアイデアを生む際に軸に据えて考えることに繋がりました。

 

なので、今回は劇団イヌカレーのオマージュ作品の解説?をしようとおもいます。

いや、正直新幹線が暇なだけ、、、

 

まず、劇団イヌカレーさんの解説から

美術作家・梅沢和木さんが、アニメーション作家/劇団イヌカレー・泥犬さんに聞く、「個人的なアニメーションをつくる理由」|INTERVIEW|Qonversations

まあ、このサイトのインタビューが神すぎるので読んでいただけると概要はわかるかと

 

自分が劇団イヌカレーが好きな理由は、好きなアニメ「魔法少女まどかマギカ」魔女の結界のデザインをしているから、というのが一番の理由です。

 

「幼稚園児のような無邪気さの中に狂気がある」

 

これが劇団イヌカレーさんの作品の魅力だと思ってます。

この表現を自分のものにしてみたく、オマージュ作品を作りました。

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作品全体のテーマ、解説

血飛沫がついた白い布の上に少女が埋まっている。

上からは無数の手やハサミが少女に向かっている。

無邪気だけど残酷な少女を断罪する正体不明の狂気(顔が見えてない)が天井から伸びてきてる。

的な、無邪気さからくる狂気と、正体不明の怪物の狂気を描いた的なノリです。

まあ、後ずけも多いけどw

で、蓮コラみたいに自分の身体と絡めて想像してしまうものには感情移入しやすいと思い、作品と平面の絵としてではなく額縁から出てきている立体作品にしました。

また、劇団イヌカレーのコラージュというテーマを切り絵という形で表現してみました。

切り方や破り方は、切り絵の雰囲気に影響するじょで自分のイメージに近くなるように選びました。

 

また、自分が劇団イヌカレーの作品に感じる「幼稚園児のような無邪気さの中に狂気がある」という部分を

 

「無邪気さ」を表すもの

女の子、薔薇、イチゴ、ハサミ(小学生が使うイメージ、文房具)

 

「狂気さ」を表すもの

模様、赤と黒、インクの飛沫、手、ハサミ(切る物)、目、裂けた口

 

として表現しました。

 

どうしても、狂気さに比率が多いので無邪気さの部分を増やした作品を次は作ります。

色変えたりとか?

あと、特定の部分を誇張して書くっていうのを意識してなかったので、そこを意識したいーーーーー

 

劇団イヌカレーさんのオマージュ作品を作ってみると、写真とか、テクスチャの違うものをあそこまで馴染ませるの半端ねぇ!!!ってなりました。

勝てるイメージがわかないw

 

宣伝!!!!

5/11に筑波で行うイベントで展示するから来てね