本当の気持ちと向き合えますか?

「“something”をやりたいんだけど、“challenge”のせいでできないんだよねぇ」

 

と言ってる人をたまに見かける。別にこの発言を悪くいうつもりはないが(現に自分も建前として使ったりするし、、、)、この言葉の裏には「衝動」と「憧れ」の混同がある気がする。

 

自分の中での定義として、

「衝動」-----「心に様々な感情がまだらにあり、自分では抑えようのない抑えようとすら思わない、愛のような感情」

「憧れ」-----「自分の理想像や、ある人物、生物、事象、物体に自分の姿を投射すること」

と考えている。

 

アニメ「魔法少女まどかマギカ」で言えば、前者がホムホム→まどか、後者がまどか→マミさん、に対する感情とも言えるだろう(超絶わかりやすい!!さすが!!)。

 

この定義に当てはめると、何事でも、些細な事や類似する何かはすぐにすることはできるはずなのに行動せず上記の発言をする時点で、上記の発言の中で出てきた “something” は「衝動」の対象ではなく「憧れ」の対象である。

そして大概の場合、上記の発言の本質には劣等感や焦燥感が含まれている。行動するバネにできる劣等感なら良いが多くは「挫折に酔うための酒」として消費され、焦燥感は「やる気があると自分に感じさせるための催眠薬」として消費される。

 

結果、なんの成長も産まずに周りに愚痴を吐いて終わるだけだ(自分も時々やってしまうので書いてて心が痛いw)。

 

「↑の感情に飲まれながら行った事が良いもののはずないだろう!一回くらい「衝動」で何かをやってみろよ!」

って思っちゃうわけです、、、

 

話を無理やりまとめると、「憧れ」を「衝動」と勘違いしているのは如何なものか?という話です。「憧れ」がダメだと言っているわけではない、という事を注意してくれると、ありがたき幸せ。